✳️維新の会 大阪万博 他 負債 合計金額
✳️嘘か本当か明細みてくれ
ざっくり結論だけ先に👇
- 「維新“関連会社”の借金総額=13兆円」という根拠は確認できません。
- 万博・IRに直接関係する“団体の借入”と、維新が与党の大阪府・大阪市の“公的債務(府債・市債)”を合算すると、足し算のイメージは約9.3兆円です(内訳は下)。13兆円には届きません。
内訳(出所つき)
- 大阪府の府債残高(全会計):約5.92兆円(令和5年度末=2024年3月末)。府の公式「決算の概要」に明記。
- 大阪市の市債残高(全会計):約2.86兆円(令和5年度末)。市の公式資料「市政の財務書類」より。
- 大阪・関西万博(博覧会協会)の借入:短期借入金200億円(2025年3月末の財務諸表)。※協会の“借金”として確認できるのはここ。
- 大阪IR(MGM×オリックス連合)のプロジェクトローン:約5,300億円(銀行団との融資契約額)。総投資は約1.27兆円だが、そのうち借入部分が約5,300億円。
合算の目安
- 5.92兆(府)+2.86兆(市)+0.02兆(万博協会の短期借入)+0.53兆(IRの借入)
= 約9.33兆円
注意点
・大阪府・大阪市の“公的債務”は、どの政党が与党でも存在する自治体の債務で、政党や「関連会社」の負債とは性質が違います。
・「万博の総事業費」や「会場建設費(2,350億円規模)」は“コスト”であって、必ずしも“借金”とは限りません(補助金や自己資金で賄われる部分もある)。
・IRの1.27兆円は“総投資額”で、その全部が借入ではありません(出資+借入のミックス)。ここでは借入と報じられている約5,300億円だけを“借金”としてカウントしています。
もし「政党としての維新の会」や「維新系の民間関連会社だけ」に絞った“借金”を知りたい、という意味なら、対象の法人名リストが要ります(政党本体は巨大な借入を持たないのが通常で、民間企業の借入は各社の有価証券報告書等で個別に確認が必要です)。上の9.3兆円は“大阪府市の公債+万博協会の借入+IRの銀行借入”という、公開資料で裏取りできる範囲の合算です。
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