✳️山中智子先生から抜粋です
✳️テロリスト維新の会の現状
大阪市会・万博推進特別委員会。初めて所属。
“推進”だから仕方かもしれませんが、コロナ禍の前に決めた誘致を、コロナ禍のただなかで、いろいろ状況が変わっているし、まだまだ変わっていくだろうに、“イケイケどんどん”の議論に辟易。正直にその思いを口にしました。「ほんとうにそれでいいのですか?」
あの台風21号から3年。あの日のベイエリアの惨状は忘れられません。夢洲の護岸が壊れ、浸水被害も。「対策もとり大丈夫」と繰り返しますが、気候変動、異常気象で想定を超える被害が相次ぐ中、何をもって大丈夫、と言えるのか。
夢洲への集客のためのインフラ整備は天井知らずで大阪市関連だけで4500億円。会場建設費の上振れに加えて、“ハードレガシー”を残すなどと言いだして、全部仮設の予定だったものが本設のパビリオンも。夢洲駅前開発は、民間が手を上げないので公費でする。
万博後の夢洲などは、どうなるかさっぱりわからないのに、今、無人の夢洲に巨費を投ずる時ではありません。「未来の診断」「未来の病院」を体験する大阪パビリオンを“ハードレガシー”として残す、というプランに至ってはブラックジョークかと。今の医療崩壊で苦しみ怯える市民に、よくこんなことが言えたものです。
コロナ禍で、「いのち」をテーマにした万博を大阪で開催する意義がより深まった、などとのたまい、1月には万博推進局を新設して推進するとの答弁。「いのち」を語るなら、万博のために働いている140人の職員を、悲鳴が上がっている保健所などに回して、「いのち」を守ることこそやるべきです。
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